"La Lumiere et l'Ombre"

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zoom RSS Sharon Jones ミュージックビデオ

<<   作成日時 : 2007/11/11 22:47   >>

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今日、友人のクリスからe-mailが届いた。今年の夏に彼がCinematoprapher/Director of Photography(ライティングカメラマン)、僕がGaffer(ガファー=照明技師)としてミュージックビデオを撮ったのだが、そのビデオが仕上がったという連絡で、youtube.comでナンバーワンのアクセスを記録したという嬉しいニュースまで入っていた。ちなみにアーティストは"シャロン・ジョーンズ & ダップ-キング"。彼女達はNew Yorkのブルックリン出身のバンドで、ローカルでは以前からかなりの人気を博していて、最近ではアメリカの夜のトーク番組"Late Night with Conan O'brien"(こちらで月〜金曜の夜11時から一時間)にもミュージカルゲストとして登場している。皆さんもどうぞ以下にアクセスして聞いてみてください。

http://youtube.com/watch?v=8ouI5KcyHfE

ところで、このDPのクリスとは、約2年くらいの付き合いになる。今年は、長編映画、某化粧品会社CM、そして今回のミュージックビデオと一緒に仕事をさせてもらったが、彼との仕事は毎回、ものすごい勉強になる。彼は僕と同い年で、生まれも育ちもNY。大学は映画学科では全米ベスト3の一つ、ニューヨーク大学。学生時代から精力的に短編、CM、ミュージックビデオ等を撮影し続け、数年前に彼は、American Society of Cinematographer(ASC/米国撮影監督協会)が世界中で毎月発行する月刊誌に数ページの特集を組まれる程、有望視されている若手のDPだ。彼のすごい所は、上げればキリがないのだが、敢えていえば二点。---> http://www.chrisjlytwyn.com/articleCover.html

まず一つは、贅沢な機材やセットを作れない場合でも、素晴らしい画を撮れる。例えば,
ハリウッド映画の場合、ちょっとしたシーンを撮るのにも使うライトの数や大きさは半端じゃないが、クリスの場合与えられたライトを絶妙な位置に配置する、本当に絶妙で無駄がなく、メジャースタジオ作品のような画を撮る! 今回のミュージックビデオでもほとんどライトにはお金は掛けなかった。背景に見える縦長のライトも実は彼と僕の手作り。後はスタジオにあったものでシャロンとバンドメンバーをライティングした。

二点目は、彼のフィルムタイプ、レンズ、映画カメラ、ビデオカメラに関する膨大な知識。通常、彼はほとんどの作品を普通の劇場映画と同じ、PANAVISIONの35mmカメラとアナモフィックレンズ(ワイドスクリーン用の特殊レンズ)で撮影する。

画像


しかし、今回のように、画像を意図的に50年代、60年代に撮影されたような“年期”の入ったものにする為に、 画像クオリティの良いフィルムは使わず、敢えてビデオで撮った。“年期”を表現する為にビデオで撮るという所までは多くの人がやると思うが、彼の場合は、更にリサーチをして、どのビデオカメラが“最適”なのかまで調べ上げる。そして、今回彼はインターネットオークションで、50年代にテレビ局で実際使われていた古いカメラを探し出し自費で購入した。

多くの人は、良い機材を揃えれば良いものが撮れるいと思い込むが、彼の場合は作品に合わせて、意図的にクオリティの悪いカメラやレンズ、ライトを使う。勿論、映像を作る為には、それなりの予算を必要とするが、彼には『最良の機材=最良の映像』という考えは全くない。彼には何が一番必要なのかを見極める才があるのだと思う。

こんな素晴らしい同世代のDPと頻繁に仕事をさせてもらえるという事に、感謝して色々な勉強をしていきたい。

ASC(アメリカ撮影監督協会ホームページ) www.theasc.com

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層が厚い世界でそれに星の数ほどいる人たちの中で自分を輝かせられたらなんて素敵なことでしょう!♪〜
自分というもの、信念を持って突き進むことが大切でありそれには周りの人たちとの調和も必要となっていると思います。驕りを持たず人との対話を持って進んでいって欲しいです!!















キャサリーンマリー
2007/11/12 10:48

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