"La Lumiere et l'Ombre"

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<<   作成日時 : 2007/11/12 01:13   >>

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今日、来年3月に5日間の撮影予定でDirector of Photography(DP)として参加する短編作品のロケーションスカウトに監督、プロデューサー、ファーストAD、他数人のスタッフと出かけた。

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<<マンハッタンから車で1時間弱程の街、ハンティントンにあるNY州が管理している邸宅。ストーリーの40年代から50年代後半のいわゆる“フィルムノワール”(犯罪サスペンス)のような作品にピッタリの素敵なマンションだった。>>

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<<同じくハンティントンの邸宅のドデかい階段。素晴らしいがライティングがちょっと大変かも、等と考えていた。>>



映画製作、テレビ番組制作は、完成までに大きく3段階に分けられる。Pre-Production(準備期間)---> Production/Principal Photography(実際の撮影期間)--->Post-Production(編集、特殊効果、音楽、プリント、いわゆる仕上げ段階)だ。

アメリカ映画の場合、このプリ-プロダクションを非常に大切にし、長い時間を掛ける。この段階で、最も時間を割かれるのはロケーションスカウト(ロケハン)、撮影スケジュールの作成、そして俳優と監督によるリハーサル。僕は日本映画に実際関わったのは2度だけなので、日本の現場、及びシステムに付いては非常に疎いので、一概には言えないが、こちらの映画製作現場での違いは技術的システムの違いは別として、現場での撮影スピードだ。朝、朝食をとり時間が来るとすぐリハーサルが始まり、その後すぐに美術チームと照明チームが仕事に取りかかる。当日の現場での話し合いは最低限にとどめられ、もし何らかの変更がある場合の決定権は、監督、DP、ファーストAD(スケジュール管理に全権を持たされている第一助監督)にほぼ全権委ねられる。でも、こちらで約3年間仕事してみて、当日に何度も撮影シーンやスケジュールが変更されたという事は、ほとんど記憶にない。

よくアメリカ映画の制作費は莫大と言われる。確かに中には、金をかける割には無駄なお金がかかり過ぎているのではと思う作品もある。しかし、僕は大半の作品は妥当な予算で製作されているように思う。あれだけ、ほぼ毎日現場がスムーズに進む事を考えれば、そう感じる。じゃあ何で現場がスムーズなのか?それは、プリプロダクションの段階で、撮影日、撮影シーン、ロケーション、スケジュール等がほぼ完璧に、綿密に準備が整うからだ。実際の撮影に入った時には、その準備してきた事をやるだけの環境が整っているから、しっかり撮影だけに集中できるのだ。

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<<こちらは、日本でもお馴染みの『クロコダイル ダンディ2』の一部が撮影された、ロングアイランドの邸宅のデカイ門。今は博物館になっている。内部がとにかく素晴らしいので写真を撮りたかったが、写真は禁止だった・・・。>>



今日のロケーションスカウトも非常に綿密に色々調べ上げる事ができた。まだまだ、準備する事は沢山あるが、監督のチームとは今回で7度目でいつも準備段階で十分な時間を頂けるのでDPとして参加する僕にとっては非常に有り難い。ある意味今回の作品は僕らにとって過去2年半やってきたことの集大成なのでしっかり準備して初日に備えたい。

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<<こちらも同じ“クロコダイル ダンディ2”の一部の撮影が行われた邸宅の入り口。金持ちの家だ〜!って感じかな。>>

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コメント(1件)

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やっと撮影に入るのですね。。。がんばってね!
キャサリーンマリー
2007/11/12 10:58

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