"La Lumiere et l'Ombre"

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zoom RSS HBOドラマ 「ボードウォーク・エンパイア」

<<   作成日時 : 2012/04/15 20:43   >>

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CBSパイロット"Trooper"を終えて、数日休みを取り、HBOのTVドラマ「ボードウォーク・エンパイア-シーズン3」を始めた。日本でもたしかwowowで放送中だと思う。アメリカでは昨年の12月にシーズン2が終了している。そして、現在シーズン3を撮影中と言うわけだが、恐らく秋ぐらいの放映開始になりそうだ。

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ストーリーは禁酒法施行前夜から始まり、1920年代のニュージャージー州アトランティックシティを舞台に、主人公は実在した"マフィア"のような政治家イノック・ジョンソンをモデルに描かれている。そのイノック・ジョンソンをモデルにした主人公で、アトランティックシティーを裏から支配したイノック・ナッキー・トンプソンを演じるのは、コーエン兄弟作品で知られる名優スティーブ・ブシェミ。昨年のエミー賞では15部門に18のノミネート、ブシェミの主演男優賞始め最多の8部門受賞。昨年のゴールデングローブ賞でもブシェミがテレビドラマ部門の主演男優賞を受賞、今年もノミネート。また、ナッキーの恋人マーガレットを演じるケリー・マクドナルドが2年連続で助演女優賞にノミネートされている。

フィクションとは言え、アメリカの禁酒法時代の話しで、当時のアメリカを牛耳っていた政治家とマフィアの繋がりが上手く描かれている。実在した有名なマフィア、アル・カポネ、ラッキー・ルチアーノ、ジョニー・トーリオ等も随時に登場する。

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<<主演のスティーブ・ブシェミ>>


70分のパイロット版は、TVドラマ史上最高の18億円をかけ、監督はマーティン・スコセッシが手掛けた。シリーズ化されてからも、一話あたりの制作費が3~5億円。その為、セット、衣装も、全てがほぼ実物と同じでリアリティーあふれている。タイトルの'ボードウォーク'(boardwalk)とは、海岸沿いにある遊歩道のこと。しかし、現在のアトランティックシティには1920年代当時のボードウォークが存在しない。その為、ニューヨーク市ブルックリンのグリーンポイントと言う地区に、約200mのボードウォークを再現し、さらにCGを使っている。また、現在多くのテレビドラマがHDカメラで撮影される事が多くなったが、BWEは今でも35mmで撮影され、カメラ・レンズは全てPanavision製だ。

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<<雑誌American CinematographerよりSteiner Studioでの撮影風景>>

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<<雑誌American CinematographerよりSteiner Studioでの撮影風景>>


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<<ブルックリンのグリーンポイントに作られたボードウォークのセット。>>


http://www.youtube.com/watch?v=1vcA_Q2M1Yc (セットデザイン)
http://www.youtube.com/watch?v=ycGNry4_Bks&feature=relmfu (海岸セット建設映像)

http://www.youtube.com/watch?v=mJzqx9HWie4&feature=relmfu (パイロット版メイキング)
http://www.youtube.com/watch?v=scsqhYeQmck&feature=relmfu (撮影風景)
http://vimeo.com/18275127 (視覚効果)

http://gqjapan.jp/2011/11/16/hboが放つ新作ドラマのすごさ/


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<<グリーンポイントに作られたボードウォークのセット>>

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<<グリーンポイントに作られたボードウォークのセット>>

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<<Steiner Studio -第5ステージにて>>

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<<この海の背景はマットペインティングと言われる手描きの職人技!>>

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<<Steiner Studio -第5ステージにて>>

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<<Steiner Studio -第5ステージにて>>

これまで、何本かテレビドラマをやってきたけど、BWEに関して言えばほとんど映画と同じライティングだ。かなり作り込んだライティングを行う。一つの理由としては、物語がアメリカの暗い時代を描いているからだ。僕にとっては、一番好きなジャンルの一つで、まだそんなにこの作品で時間を過ごしていないが、多くの勉強をさせてもらっている。ちなみに、現在のシネマトグラファーはフランス人のデイビッド・フランコだが、限られた時間の中での絶妙なライティングは素晴らしいの一言だ。

こういった作品に参加すると、やはりアメリカの映画・TV産業の凄さを感じてしまうと同時に、映画・TVを単なる娯楽としてではなく、芸術として徹底して追求する業界自体のストイックさに改めて感心してしまい、その基本姿勢が確実に若い世代に伝えられ、そして、又次の世代へと受け継がれるのが、近年アメリカ映画の衰退を言われながらも、良質な作品が次から次へと輩出される背景にあると思う。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
園田!よくわからんけどめっちゃ活躍してるやんけ!
夢追っててかっこええぞ!
いつか俺の好きな俳優ケビンスペイシー袖つりかけてくれ!
かかむ
2012/04/19 18:46

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