"La Lumiere et l'Ombre"

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zoom RSS "歌で人が救えるか?"

<<   作成日時 : 2012/07/29 19:10   >>

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皆様、お久し振りです。日本では、今年の雨期は各地、特に九州では豪雨による被害が相次いだようですが、我が故郷、熊本でも被災された方がいるようです。どうか、一日も早くもとの生活に戻れるように願っています。

こちら、New Yorkも夏本番で、毎日暑いです!雨が降った後等は、肌がベタつくくらいの湿度で、肉体労働者の我々にとっては、ちょっとツライ季節です。

6月の下旬までHBOドラマの「ボードウォーク エンパイア」に参加し、7月に入ってから、映画"Can A Song Save Your Life?"('歌で人を救えるか?')の撮影に入った。今年は、例年に比べNYでの映画撮影が少なく、今作品が今年の最初の映画になる。

"CASSYL"は、イギリス人の女性シンガー・ソング・ライターのNYでのロマンスを描いた作品。主演は、マーク・ルファロ("エターナル・サンシャイン", "コラテラル", "シャッターアイランド", "ゾディアック")、日本でもお馴染み"パイレーツ・オブ・カリビアン"シリーズのイギリス人女優、キーラ・ナイトリー。共演は、一昨年公開された、コーエン兄弟作品「トゥルー グリット」で抜群の演技力を見せ若干15歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた、ヘイリー・スタインフェルド。そして、スパイク・ジョーンズ監督作品「マルコビッチの穴」と、アメリカの作家トゥルーマン・カポーテを描いた「カポーテ」の両作品でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたベテラン女優のキャサリーン・キーナー。また、アメリカの人気ポップバンドのマルーン5のフロントマンのアダム・リヴァインも出演している。

監督は、アイルランド人のジョン・カーニー監督。カーニー監督作で、最も有名なのは2006年公開の
「Once ダブリンの街角で」。音楽を絡めた作品で、アイルランド人男性と、チェコ系移民の女性のロマンスを描いた作品。アメリカでは公開当初、僅か数館での公開だったが、口コミで広がり最終的に全米140館まで劇場数を増やし、サウンドトラックは、全米チャートを2位まで駆け上った。また、アカデミー賞の最優秀オリジナル曲賞を受賞している。

http://www.youtube.com/watch?v=FkFB8f8bzbY ("Falling Slowly")

シンガー・ソング・ライター役の、キーラは今回実際にギターを演奏して歌まで披露。撮影の終わった後や、週末にレーコーディング作業をこなしている。今回、一番僕が嬉しく思っているのは、マーク・ルファロと仕事ができる事。

彼を最初にスクリーンで見たのは、映画学科の学生だった10年前に観た、「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」。残念ながら、こんなに良質な作品が日本では公開されなかった・・・。調べたら、幸いな事にDVDにはなっているので、皆さんも是非観て下さい。

その後のマークの活躍は日本でも知られている。マイケル・マン監督作品でトム・クルーズが悪役を演じ話題になった、「コラテラル」、ミシェル・ゴンドリー監督作品「エターナル・サンシャイン」、マーティン・スコセッシ監督作品「シャッターアイランド」、そして、個人的に一番好きな彼の作品で、アメリカの連続殺人鬼とその殺人鬼を追いかけ、翻弄されていく人々を描いた、デビット・フィンチャー監督作品「ゾディアック」。

とにかく、気さくで、クルー皆に愛される人柄、そして、一日中待ち続けたファン達に時間を取って接するとこ等、彼の人間性が現れている。あるレストランで、キーラと口論になって店を出て行くというシーンを撮影した際に、ちょっとドアを強く押したつもりが、「グシャッ!!!」と音を立てて割れてしまった。その瞬間の、彼の申し訳なさそうな顔、カットがかかってからお店のオーナーに謝りまくるあたりは、スターのエゴなんてものは、彼の中には一切ないのだなと思った。今回、撮影のほとんどをマンハッタンのダウンタウン近辺で行っているが、撮影中お酒に酔った若い子たちが、ドンチャン騒ぎでカメラをまわせない時がしばしばあるが、そんな彼らも彼に気づくと、皆シラフに戻り、敬意を表した挨拶をしていくのだ。

普通の人なのにオーラがある俳優さんてそう多くはない。大抵、あるか無いかだ。そこも、彼の生まれ持った才能だと思う。プロ意識、周りの人間への気遣い、こんな人と仕事ができるのがアメリカ映画の見えない魅力かも知れない。

最後に、キーラについて・・・。神様は決して公平ではない!とにかく、美しい!そして、才能あふれる素晴らしい女優。個人的には、「Atonement-つぐない」は彼女の傑作だと思う。今年の秋に公開される彼女の新作「アナ カレニナ」は僕の好きなシネマトグラファーであるシェイマス・マクガーヴェイが撮っているので楽しみな作品だ。


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http://www.youtube.com/watch?v=2p7fyMHfqsA 「Atonement-つぐない」予告編




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http://www.youtube.com/watch?v=WfBoo0XvGfE 「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」予告編




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http://www.youtube.com/watch?v=8dWgRfb17-M 「ゾディアック」予告編
http://wwws.warnerbros.co.jp/zodiac/ 「ゾディアック」日本語HP




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キーラの新作「アナ カレニナ」
http://www.youtube.com/watch?v=rPGLRO3fZnQ 「アナ カレニナ」予告編




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アイルランドアクセントの英語が良い!
http://www.youtube.com/watch?v=I6xIF92OUos 「Once ダブリンの街角で」予告編




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この映画一番印象を残したのは、間違いなくヘイリー・スタインフェルドだろう。
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才能を大切に伸ばしてほしい。
http://www.youtube.com/watch?v=KoNIAlgfygE 「トゥルー グリット」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=CJDfZNdWiRI 「トゥルー グリット」メイキング




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<<徹夜撮影。プロダクションが、コーヒートラックを手配してくれた>>




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<<ブルックリンの波止場で夜間撮影>>




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<<車両と地下鉄の一部区間を借り切っての撮影。電車10車両、区間、プラットホームの貸し切り、一晩で約450万円也!>>




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<<普段出来ない事をやりたくなってしまうのです・・・。>>




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<<一晩中地下鉄に乗っていて、出てきたらもう夜明け。トラックに機材積み込んで、さぁ帰ろう。>>




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<<ランチの後、雷雨が始まり、トラックで待機>>




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<<トラックに搭載している大型ジェネレーター(発電機)も雷接近で、安全の為に止めた為、全てのトラックが真っ暗に。今回、ジェネレーターのオペレーターを務める僕には各部署から無線越しに大ブーイング!でも、安全第一、人の命が最優先なのです!>>




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<<中々雨は止まず、雷も去らず。ランチ後、3時間程待機状態が続き、皆近くのバー、もしくわそれぞれのトレーラー、トラックで待機。>>




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<<プロダクションの用意する"不健康"なケータリングを食べない僕らは、近くの日本食屋でテイクアウトして、トラックでランチ。ランチと言っても夕方8時なので薄暗い。この日は、午後2時からだったので、6時間後の8時がランチ・・・。>>




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<<この日は、数年振りに天丼を。見た目悪いけど、結構美味しいのです!>>




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<<この日はEast Villageでの撮影。南北合計8ブロック位をトラック、トレーラー、キャンパーが15台近くズラリと駐車した為に車の流れも悪く。。。ごめんなさい!>>




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<<久し振りの天丼、ウマかったぁ。もう、動きたくねぇ・・・。>>





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